子供をインターナショナルスクールに通わせてみた

エンジニア出身、外資系半導体メーカに勤務、そしておそらく、教育パパ

インターナショナルスクールのカリキュラム

インターナショナルスクールのカリキュラムは、以下の二大勢力に支配されています。

(それ以外にアメリカ・イギリス・カナダなど国独自のカリキュラムを提供する学校もありますが、ここでは触れません。)

  • Cambride International
    ケンブリッジ大学傘下の教育組織が提供するカリキュラムで1951年から実施されており、160カ国、10,000校、100万人に受講されています。
  • International Baccalaureate (IB)
    国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムとして1968年から実施され、世界 75 ヶ国 2500 以上の大学入試で利用されています。

 

さらに細かく書くと以下のように小・中・高でそれぞれ以下のような呼び名のカリキュラムとなっています。

 
グレード Cambride International International Baccalaureate(IB)
小学 Primary PYP
中学 Secondary, IGCSE MYP
高校 A-Level DP (Diploma Programme)

 

高校時のA-Level、もしくはIBDPを取得すれば海外の大学の入学申し込みが可能となります。

ここによくまとまった比較表があります。

ただA-LevelにしてもIBDPにしても難関校では優秀な成績が求められるみたいです。

ちなみに国内の大学でもどちらか取得すれば大学受験の資格が得られます

最近では文部科学省が推進しているらしくここに記載されているようにIBDPを入試に活用できる学校が増えており、世界的にIBDPを採用する学校が増えているみたいです。

 

この二つのカリキュラムの違いですが、Level-Aは得意分野だけを履修できる特化型の資格試験に対して、IBDPは幅広く履修しなければならない教育プログラムとで言われています。

 

ちなみにこのページで、日本を含めたアジアのインターナショナルスクールがどのようなカリキュラムか検索できます。

見た限りで、中学ではCambridge InternationalのIGCSE =>高校では IBDPという混合型のカリキュラムが主流のようです。

 

最後にもう一点付け加えると、IBのPYPでは教科書を使用しないそうです。

娘はまだ英語のレベルが低く、家でも学校で習った内容を把握するために教科書が必要と思い、Cambridge Internationalの学校を選択しました。

 

参考までに。