実は入学させる時に、妻にも理解してもらうために色々調査してスライドにまとめ説明したのですが、ここでシェアするわけにもいかないので、代わりに別の良い資料をご紹介します。
実は、金融庁がボストン・コンサルティング・グループに「日本及び主要国におけるインターナショナルスクールに関して」調査を委託しており、そのレポートがここのページで公開されています。
よくまとまったレポートなので一読することをお勧めします。
さて、レポートが言うには・・・
「日本のインターナショナルスクールは、
- 学校の情報が圧倒的に少ない。
- そもそもトップ校が少ない。
- しかも日本人が混じる混在校は教育水準が低い。
というないないづくし。ちゃんと国で誘致含めてサポートする必要がある」と結論づけています。
正にその通りなのですが、文部科学省は学校として認めないので補助もなく、お陰で学費は私立の学校と比較しても高額ならざるをえないのが現状です。
参考までに言うと、ここにあるように文部科学省の見解はインターナショナルスクールは外国人児童生徒を対象とする教育施設であっていわゆる学校ではないとになっています。
したがって、インターナショナルスクールで小学校から高校まで行っても、義務教育を履修したことにすらなりません。
だけど、ここのA5に記載されているように一定の条件を満たすインターナショナルスクールであれば大学への入学資格が認められています。
つまり、「義務教育を履修してないし高卒認定もないけど大学受験は特別にできますよ」と矛盾だらけのことを言っているのですが・・・大丈夫か、文部科学省?
そういうわけでインターナショナルスクールに通っても小学校・中学校の卒業資格がもらえません。
ではどうするか?
もし日本人であれば、必ず地域の小学校に学籍を置くことをお勧めします。
是非、市役所・区役所、そして自分の子供が通うであろう地域の小学校に相談してみて下さい。
私の娘も学籍を地域の小学校に置いています。
通っていませんが、1年1組に在籍していることになっています。
そこの校長先生は理解があり、事前に連絡をすればいつでも授業に参加できるように手配すると言って下さっています。
おそらく6年後に卒業証書を取りにいくことになると思います。
参考までに。